先日、「投資資産が1,000万円以上になると、加速度的に資産が増えていく理由」の記事をポストしました。
最後の文がこちら。
今は、ある程度の資産を確保でき、時間を味方につけて長期投資を行えれば、1億円を突破は誰にでもできるということを、頭の片隅に入れておくことが大切です。
投資は長い時間をかけられるほど、成功しやすいです。よって若い人ほど、人生が長いので、時間の恩恵を存分に利用できます。
一方で、ある程度歳を食ってしまった人たちは、使える時間が少なくなってしまいます。よって、投資は上手く行きにくいという面は確かにあります。
しかし、50歳の人を考えると、別の強みを活かすことができます。
50歳の人は、結婚や子育てなどの人生のイベントを終えつつある方が多いです。そして、長く企業に勤めてきた人は、それなりのポジションと給与を得ています。
つまり、50歳は大きな支出が減り、それなりの収入が得られるため、資産形成をしやすいボーナスタイムに入ることができるのです。
例えば、2,000万円の資産を50歳で積み上げることができれば、年10%のリターンのS&P500インデックスなどに投資をすれば、65歳までの15年で約4.2倍になります。資産は約8,300万円まで増加します。
ほったらかすだけでなく、月5万円くらいS&P500に追加で積み立てをしていけば、1億円を突破します。
50歳の方は、長い時間は活用できなくても、人生のボーナスタイムを活用することで、若い人に負けないリターンを得ることができます。
定年までの残り15年と、イメージしやすい節目の歳ですし、投資を始めるには丁度よいタイミングだと思います。
ぜひ、ご参考にしてみてください。