S&P500は1957年に設定されました。それから2024まで67年間の年平均リターンは、約10.7%。過去10年の平均リターンは年14.7%にもなるそうです。
S&P500に連動するインデックスなどに5年間投資したとすると、1.1^5≒1.61倍。
控えめに1.5倍だと見積もっても、10年投資すれば2.25倍、15年投資すれば、3.375倍となります。
この結果はかなりパワフルです。なぜなら、3,000万円分のS&P500資産を持っていて、放ったらかしにしておけば、15年後は3.375倍、1億125万円となるからです。
頑張って3,000万円まで資産を増やせば、15年後には1億円超えがほぼ確定。かなり勇気を貰える投資法則ではないでしょうか?
控えめの計算でもこの結果です。では、過去のデータ通りだとどうでしょうか?
S&P500に連動するインデックスなどに5年間投資したとすると、1.107^5≒1.66倍。
10年投資すれば2.7556倍、4.57倍となります。
この数字を使えば、2,000万円分のS&P500資産があれば、15年後には9,140万円となり、その1年後には、1億円を突破します。
3,000万円あれば、11年で1億円を突破します。
もう一つ計算してみましょう。最近10年間の14.7%を利用してみます。
S&P500に連動するインデックスなどに5年間投資したとすると、1.147^5≒1.99倍。
8年で約3倍、10年で3.9倍、15年で7.82倍、17年で10倍となります。
つまり、2,000万円分のS&P500資産があれば10年ほどで、1,000万円分のS&P500資産があれば、17年で一億円を突破します。
最後の計算は楽観的すぎるとしても、これらの計算からわかることは、
「1,000万円以上の投資資産を持ち、長期投資をすれば、1億円突破が見えてくる」
ということです。
そもそも1,000万円以上の投資資産を積み上げる事自体が無理ゲー、と言われるかもしれませんが、それはそれで別に考えることにしましょう。
今は、ある程度の資産を確保でき、時間を味方につけて長期投資を行えれば、1億円を突破は誰にでもできるということを、頭の片隅に入れておくことが大切です。
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